パンチカーペットは階段に限らず 剥がす作業に苦戦します 簡単に剥がせる場合もありますが そうで無いことも しばしばあり
埃も多い作業になりますので 気が進みません
この記事では 階段の パンチカーペットを剥がし クッションフロアーでリフォームする手順を 解説します
パンチカーペットの解体
ビフォー
画像のように 窓から常に 日差しの当たる場所の 傷みが激しいのが 分かります
解体手順
- 適当な所にカッターナイフを入れ剥がしていく
- 抵抗が大きい場合は適度に細かく切る
- 剥がれにくい場合はスクレーパー等を併用する
背板のベニヤが一緒にめくれてきたので 補修する必要があります
左 マキタ コード式マキタ ランダムオービットサンダー BO5030 定価14.600円
右 マキタ 充電式マルチツール TM41D 14.4V 定価29.400円
両方共に それぞれ コード式・充電式 があります
- しつこい場所には マルチツールのスクレーパーを使用する
- サンダーで不陸を無くす(蹴込み板以外)
サンダーもコードが無いと ストレスが軽減される☟
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階段の名称
- 蹴込み(けこみ)部分を示す
- 蹴込み板(けこみいた)材料を示す
- 側桁(がわげた)両サイドの部分を示す
- 段鼻(だんばな)出っ張りの部分を示す
- 踏み面(ふみづら)部分 面を示す
- 踏み板(ふみいた)材料を示す
- 蹴上げ(けあげ)高さを示す
蹴込み部分の補修・ベニヤ貼り
5.5㎜のベニヤ板を階段の蹴込みに貼ります
- 左右の高さ(H)を測り ベニヤをノコギリで切断
- 上下の横幅(W)を測りベニヤを切断する
- カンナで微調整する
- サイズが合えば パネル用のボンドと パネル用の両面テープを画像のように貼る(押しすぎると蹴込み板が外れることもあるので注意)
- 1ヶ所ずつ微妙に大きさが違うので 全部繰り返し作る
蹴込み板・側桁の塗装
- 踏み面 意外の場所をペンキで塗装する
クッションフロア(CF)貼り
- クッションフロア(CF)を貼る為の 型紙をつくる
- 画像のように いらない広告 を並べて マスキングテープで 止める
- クッションフロア に 型紙を 仮止めし カッターナイフでステンレス定規などを 使いながらカットする
型紙は 他の踏み面に合わせてみて 合えば再利用できる
- 踏み面に クッションフロア用ボンドを塗り 指定時間のオープンタイムをとる
- 向きを間違えないように 貼る
- よく空気を抜く
ベニヤ板(蹴込み板)も うまくいかない場合は 型紙をとる方法で 施工しても良い
アルミノンスリップの取付
段鼻に 滑り止めと クッションフロア材の 押さえをかねて アルミノンスリップを取付ける
- 階段の横幅と同じ寸法に アルミを金切鋸でカットする
- 鉄工用六角軸ドリルビット で3ヶ所穴をあける
穴のあける位置は 全て同じ位置にあける ズレていると目立ちます 例 (右から3センチと左から3センチと中央の3ヶ所)
- ねじの大きさに合った 面取りビットで ねじの頭が飛び出ないように 面を取る
- 段鼻に ねじで アルミ材を取付ける
- 足にねじが 当らないことを 確認して完成
ビスを隠せるタイプもあります☟
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アフター
クッションフロア材が 木目調やタイル調は 目地があるので 段鼻に平行に合わせないと 目立ちます
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