天井を解体する手間も廃材処分費もカットする事が出来る為DIYにはおすすめの手法です! デメリットは廻縁として一部が残る事ぐらいでしょう
施工手順
廻縁が無い方が良い場合 竿縁天井を解体する事になる 廻縁が残しても良い場合は 竿縁天井の一部解体で施工できます
前提条件
- 6畳間の竿縁天井を解体せずにベニヤを張り・クロスを貼る(一部解体あり)
- 画像は5.5㎜のベニヤをビスで固定する方法
- 4㎜のベニヤを貼る場合は木工用ボンドを塗り充電式タッカーで固定可能
1・天井裏の梁から補強する
ベニヤを張ると重量がかかるので6ヶ所梁から角材で補強します
- 長めの脚立2.1Mを準備する
- カッターナイフで部分的に天井板を切り破る
- 梁から竿縁までの長さの角材を65㎜程度のビスで留める
- 6ヶ所程度補強する
- 画像は元々2ヶ所吊っていた為4ヶ所補強しています
電気の配線等には気をつける
ビスを留める時は天井を5㎜~1㎝程度持ち上げて留めると良い(天井は真ん中下がっているのは違和感があるが上がっている場合は違和感はありません)
2・竿と同じ厚みの木材で周りとベニヤの継ぎ目を造作する
- 既設の竿縁と同じかそれ以下の角材で周りを全て留めていく
画像は竿縁が28㎜ある為 27㎜×40㎜×2700㎜の角材を使用
画像のように白木の下の部分の木は最後まで残り 廻縁の役目をする
これを解消するには一番下の木に合せてほぼ全ての竿縁に沿わせて角材を留める必要があります
画像のように配線がいっぱい出ていて複雑な場合は手前に角材を入れる
配線を隠したい場合は 囲って壁にしてしまうと良い
- ベニヤの大きさ(910×1820㎜)の継ぎ目の所に必ず角材を入れる
画像のように65㎜ビスで留めていく
3・ベニヤ張り
- 5.5㎜のベニヤを30㎜の細ビスで留めていく(4㎜のベニヤを木工用ボンドと充電式タッカーで留めても良い)
ベニヤの継ぎ目に電気を持ってくると作業がし易い→
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画像のように1枚のベニヤの周囲に必ず角材があるようにする
- ベニヤの継ぎ目はカンナで面取りをする(パテが入るように)
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画像のように竿縁に沿って角材を1本だけ入れている理由はベニヤをカットしなくて良い寸法だったので入れてます(ベニヤのカットの方が手間だった)
- ベニヤの継ぎ目とビス後の穴にパテを入れる
←画像は練り済みタイプのパテ
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パテは2回塗るとしっかり入る
- 乾燥したら紙やすりをかけます
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4・壁紙貼り
壁紙は12Mあれば6畳間は足りる
- 小さい脚立を2つ用意し歩み板を掛けて貼る
のり付の壁紙が便利です
伸縮の歩み板があれば便利です
完成!!
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6畳間竿縁天井にクロスを貼る為に準備する材料・道具
- ノコギリ
- 定規
- 角度定規
- メジャー
- インパクトドライバー
- 脚立2.1M・0.9M×2脚
- 伸縮歩み板
- 細ビス30㎜・65㎜ 又は 充電タッカーと木工用ボンド
- 5.5㎜ベニヤ6枚 又は 4㎜ベニヤ6枚
- 竿縁の厚み以下の角材およそ24M程度
- カンナ
- パテ
- サンドペーパー
- 壁紙施工道具一式
- 壁紙12Mのり付
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材料費は?
道具を除く主な材料費は約2.7万円
ホワイトウッド27㎜×40㎜×2700㎜10本 | ホームセンター | 約5.000円 |
5.5㎜普通合板ベニヤ | ホームセンター | 約11.000円 |
生のり壁紙15M | ホームセンター | 約8.000円 |
ビス・パテ | ホームセンター | 約3.000円 |
税込 | 約27.000円 |
目透かし天井にクロスを貼るには?
凹の部分に角材を両面テープとパネル用ボンドを使用し埋めてパテを塗ると壁紙を貼ることができます
目透かし天井をペンキで塗るとこうなる
凹の部分は塗っていません ホワイト艶消し3回塗り