波板と人工木デッキを使用して洗濯干し場を造る

外まわり

約1.8×1.5㍍の洗濯干し場を掃き出しに造作する手順の一例を解説しています  既設の2Fのベランダのアルミの柱を1本利用していますので 本来は2本柱を準備する必要がありますのでご承知下さい

木材とアルミの柱で屋根の骨組みを造る

防腐塗料・「キシラデコール」を塗る・垂木掛け(タルキカケ)の取付け

施工手順

  • 油性・キシラデコールを塗る(水性もある)
  • アルミ材を画像のようにディスクグラインダーでカットする
  • 垂木掛けのビスの位置に下穴Φ5~6㎜(鉄・木)用程度の穴をあける(柱や間柱があると思われる位置)

  • 画像のようなコンクリート用のキリΦ6とΦ3程度を準備します
  • 四角ビットと四角ビット用のビス100㎜程度の長さのを準備します

画像はモルタルの壁 (築40年程度)

  • 水準器を置き 壁にけがく
  • コンクリート用のキリΦ3で穴をあける
  • 壁裏の柱に当たらなかった場合は Φ6であけ直し「エビモンゴ ナイロンプラグ」等をはめ込む
  • 四角ビットでビスを留める

垂木(タルキ)・桁(ケタ)・柱(ハシラ)・母屋(モヤ)の施工

  • 丸ノコガイド定規で垂木の切断角度を一定にする角度の決定には「自由スコヤ」があれば便利)
  • 垂木の長さは桁・柱の位置より30㎝(最大45㎝)程長くする

既設の2Fベランダの柱を利用しました

  • 垂木を柱と垂木掛けに固定する
  • 仮固定する角材を準備する

  • 桁と仮固定の角材をビスで仮固定する
  • 垂木に桁を90㎜のビスでつり上げて固定する(斜めになるので締めすぎない)

倒れてしまわないように注意します

  • 反対側の端も同じ長さの垂木を固定する
  • 等間隔になるように測り 残りの垂木も固定する(間隔目安40~45㎝程度)

  • 2×4用の金具は豊富に種類があるので それらを使い固定する(既設の柱にボルトで貫通して固定)
  • 仮固定している桁(2×4材)を水準器をあてて水平に直し また仮固定する

  • 柱を建てる位置に穴を掘る(40㎝程度)
  • 掘った 底を突き固める
  • ブロック等を敷き 柱の長さを測る
  • 柱の切断し 抜け止めにボルトなどを通しておく
  • 柱を建てて水準器で垂直を2方向確認する
  • セメント・砂・水を混ぜてモルタルを流し込む
  • 1日~2日乾かす(1日で全部仕上げたい方はセメントを最後にします)

  • 桁と柱をボルトを通して固定する
  • 垂木のビスを本締めして固定する

  • 母屋(30×40㎜)を45㎝~60㎝程度の等間隔で 端は垂木より少し長くし 固定する

  • 土を被せて 柱に入ってしまった水を抜くための穴をあけます

ポリカ波板を張る

波板を張る・ブロンズとクリアーがある

基本は5山あけて釘を打つ

  • 波板の長さは 母屋から5~8㎝出た長さに揃える(出し過ぎると風を受けるため)

画像は波板用ステンレス釘38㎜ブロンズ

  • 壁際の真上に軒が無い場合はシーリング材を充てんする
  • 釘は打ち込みすぎると山が潰れる

波板の張る方向を間違えないようにする(最後の1枚が張りにくい方から張る)

完成

暑さを抑えたい場合は「ポリカ波板熱線カット」をおすすめします!

人工木デッキと物干し竿受け金具の取付け

人工木デッキの組み立て

カインズで購入(ブラウン)900×1800㎝

組み立ては簡単ですが重いです

2梱包

脚は調整ができます

画像の掃き出しの高さは44㎝・右側は60㎝あるのでブロックとレンガで調整

  • 水準器をあてて水平・もしくは外側に水が流れるように少しだけ下げるような調整します

竿受け金具の取付け

竿受け金具をアルミ柱にボルトで貫通させて取り付けます

ステップドリルを使うと簡単に大きな穴をあけることが出来ます

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