洗面化粧台に付いている水栓KVKのKF-569TOのカートリッジや取り替える場合の後継品の紹介と取替方法を解説します この水栓は特殊で斜め45度の台に設置してある為 どの水栓でも取付けられる訳ではありません 後継品はKM8019(N)定価55.000円 カートリッジは KVK・PZ110S 定価7.051円 です 水を止めてもポタポタ止まりきれない場合にはカートリッジを交換します
KVK・KF569TOカートリッジ取替方法
水栓本体 KVK・KF-569TO→
カートリッジ KVK・PZ110S 定価7.051円税込を交換します
←下の湯と水の止水栓で水を止めます(止水出来た事を必ず確認!)次にキャップを外しビスを取る
カートリッジ取外し工具☟
←カートリッジ取外し工具を差し込む穴
←上のような取外し工具が無い場合は画像のようにパイプレンチでも取れます
但し傷が少し付く
何度もかけ直すと何度も傷が付きます
←上部はモーターレンチでもモンキーレンチでもOK
画像は台から外した状態ですが化粧台に付いたままカートリッジは交換出来ます
←上から順に
- レバーハンドルのキャップを取る
- ビスを緩める
- レバーハンドルを取る
- 固定ナットをカートリッジ取外し工具とモーターレンチ等で外す
- カートリッジを抜き取る
- カートリッジにパッキンが付いていなければ中から取り出す
←固定ナットが固着して取りにくい場合が多い
これさえ外せれば後は逆の順序で組み立てるだけなので楽勝!
カートリッジを手配する前に外せるかどうか確認することをおすすめします
←PZ110Sを定価7.051円 をネットで4.890円で購入
水栓取替方法・KM8019N・KM8019T・KM8019
画像はKVK製のKM8019定価55.000円税込に取替えます 台の傾斜角度45度タイプ→
- メッキタイプはKM8019T 定価68.000円税込
- その他KVKでは傾斜角度が18度・11度・8度がある
取外し方法
- 止水栓で湯・水を止める(時計回り)止水を確認してから作業開始
- 止水栓で湯・水を止める(時計回り)止水栓が無い場合は量水器の元で止水する
- ナットを緩める(反時計回り)
- 逆止弁(逆流防止)をほどく(反時計回り)
- ナットをほどく(反時計回り)☟
- ナットをほどく(反時計回り)☟
- ワンタッチ継手をほどく(どうしても抜けない場合は金切鋸等で銅の部分で切断)☟
←5はナット締付工具(46㎜)で楽に外せましたが 6は角度がある為パイプレンチで外しました
なお外しにくい場合は 真ん中の排水栓を外すと作業が楽です
←1~7の作業を終え水栓を上に引き抜くと画像のように外れます
←更にナットと逆止弁を抜き取ります しかし硬いので 小型パイプカッターがあれば その方が楽かもしれません
←水栓を抜いた様子 この台の傾斜角度が45度ある為普通の水栓を取付けることが出来ません
取付手順 今回ホース受けは付属していませんので既設のを利用しました
- シャワーとハンドル水栓をそれぞれ化粧台に固定する
- 1の接続をワンタッチで差し込むだけ(引っ張っても抜けない事を確認)
- 2・3の逆止弁を取付ける
- ホースが折れないように注意しながら6・7差し込みますが 必要があれば4・5の方向に限ってはアングル止水栓を回してもOK(不安な方・自信の無い方はフレキ用エルボナットを使用して下さい)
- 8・9の抜け止め金具と白いカバーを付ける
- 止水栓を開けて水漏れ確認で終了!
←モンキーレンチを画像の位置に掛けて時計回りに回す事が出来ます 反対に回すと水漏れする原因になるのでNG
←画像のようなエルボナットを逆止弁の前に使用するとホースの取り回しが楽に出来る 45度タイプもある↓
完成!
ホースを出し引きして引っかかりが無いか 水栓ぐらつきや水漏れが無いことを確認します
いろんなタイプの水栓を取替える予定がある方はこちらの取外し工具があれば安心です☟