この水栓はTOTOのシステムキッチンで1998年から~2006年まで販売されていました物で 非常に珍しい形をしており取替工事においては通常よりも高い工事費が掛かります
同じ形の水栓が無く 新たにシンク天板に穴をあけ 取付ける必要があります! 但し 修理においては水栓ヘッド部分や 本体を除けば 部品がまだありますので TOTOメンテナンス(株) で修理受付は可能です こちらから部品の有無を調べることができます☟
TOTO・TK30U1BX 上部に取付の珍しい台所水栓
部品の検索と修理の申し込み
取り外し方法
正式には後ろのキッチンパネルを外して取替えるのが正しい方法ですが外さずに交換しています
- シンク下の引き出し等を全て出す
- シンク下の点検口を開ける
- 止水栓で湯・水を止水する
- 水栓の上部のビス4ヶ所外す
- 銅管2本でぶら下がっている状態なので銅管を切断する(レシプロソーや無ければ画像のような金切鋸を使用する)
- 止水栓で繫がっているホースを外し 雑巾で溢れる水を受け 上から水栓とホースを引き抜く
画像のように見切り材がスライドできれば少し作業がし易くなります
取り外すと画像のように穴があいたままになります
気になる方はアルミテープ等で塞ぐと良いでしょう
新しい水栓の取付け
注文前に確認する事は?
水栓の高さに制限がありますので 現場の寸法を測る必要があります!
ステンレス穴あけ加工・水栓本体取付け
TOTO・TKS05303J・吐水切替 定価37.900円税抜価格の取付け
- ハンドル付電動ドリルの35~37㎜のステンレス用ホルソーで穴をあける
- ステンレス下に補強板を挟んで上面施工用アダプターを 向きに注意しながら取付ける
- 付属の六角レンチで強く締め付ける
ドリルが斜めになるのでかなり注意が必要!必ずハンドル付を!ドリルに慣れた方が使用しましょう!
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- 水栓本体を差し込む
- 固定ねじの穴を合わせる
- 固定ねじを付属の六角レンチで固定する
- キャップをはめる
上部はこれで完了!
シンク下の様子
止水栓の位置まで距離があるのでフレキ管で延長する必要があります
- 止水栓の上の板の穴をあけるΦ25~Φ27位
- 古い逆止弁は外す(アングル止水栓にもモンキーレンチをかけて往来してほどく)
給水管・給湯管をフレキ管で延長
別途手配する物
- Φ13フレキ用パッキン 4個
- Φ13フレキニップル 両側平行ねじG1/2 2個
- フレキ管不足分の長さ 2本
- Φ13用化粧カバー 2個
- 付属の逆止弁と付属の青いパッキンを挟み新設の給水ホースと給湯ホースを接続する
- 付属の逆止弁とフレキニップルをパッキンで挟み接続する(湯側も)
- フレキニップルとフレキ管をパッキンで挟み接続する(湯側も)
- フレキ管に化粧カバーを通し あけた穴を通しアングル止水栓にパッキンを挟み接続する(湯側も)
- 止水栓を開けて水漏れ確認をする
- 点検口を元に戻して完成!!
レシプロソーがあれば楽に切断できます☟ 取替工事の自信の無い方はくらしのマーケットに相談してみて下さい
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