昔のスイッチカバー(コンセントカバー)の交換がうまくいかない理由

居室

リフォームをしていて ついでにコンセントカバーを 新しい物に交換しようとして うまくいかなかった事はありませんか?

原因は昔のコンセントBOXの ねじのピッチの違いに原因があります  ですからねじだけ古いのを使えば それで問題無いのですが リフォームあるあるで 壁の厚みが厚くなった事により 長いねじが必要になる事があり よく困ります

その中でも インパクトドライバーを使用して 無理に入れてしまった為に 空回りさせてしまった時の 解決方法を 紹介します

空回りさせてしまった場合の 対処方法

昭和の家のレトロなスイッチ

新しいスイッチに交換する場合 画像の○内のねじを 再利用すれば 何も問題はありません

しかし 長いねじが必要な時があります

現在のスイッチボックスの 基準はM4なのですが 昔のボックス(樹脂製)W5/32が使われています

問題は その事実を知らずに いつものように インパクトドライバーで 締めてしまうことで 空回りが発生してしまいます 空回りせずに上手く留まってくれる場合も あります

その対処法

  • インパクトドライバー反時計回りに高速で回す
  • 熱によって樹脂が柔らかくなり 抜けてきます
  • バールも併用すると抜きやすい

中のスイッチボックスと 壁にすき間があり 壁厚が12以下であれば はさみ金具 を使用できます☟

  • 画像のようにナットが付いてきます
  • これをモンキーレンチで挟み インパクトドライバー反時計回りに外す

画像は撮影のために 枠を外しています

ねじの頭がナメてしまわないように注意します

  • もし ナメてしまったら 画像のようにモンキーレンチ等で外す
  • ナットが外れると 大きな穴が開くので そこにΦ6のツバのあるタイプの樹脂プラグを 入れます
  • 後はM4のねじを使うもよし 木ねじ4ミリ皿頭でも留まる

画像のように入れるだけで良い

ガタつきも無く 収まりました

空回りさせてしまう前に 手締めを心がける

重要なのは手締めを心がけることです 

  •  ねじが合わない場合は比較的直ぐに引っかかるので 無理にねじ込まないようにします
  • 次に木ねじ 皿頭4㎜ を手締めでねじ込みます
  • それが駄目なら ドリルビス 皿頭4㎜ をインパクトドライバーで締めてみる もしくは M4ドリルビットで ねじを切り M4 皿頭4㎜ねじ を入れる もし空回りすれば 初めの解説に戻って 試して下さい
  • それが駄目なら 6㎜鉄用ドリルビット をインパクトドライバーを使い 中のナットをとばしてしまいます そしてツバ付樹脂プラグ6㎜を入れます

ドリルビス 皿頭4㎜☟

鉄板やアルミ材にドリル無しに留まるビス

M4ドリルビット☟

鉄板やアルミ材にM4のピッチを作れるビス

6㎜鉄用ドリルビット☟

鉄板やアルミ材に6㎜の穴をあけるドリル

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