三菱の6畳用エアコン・MSZ-GV2221-W オープン価格 ガス種R32 ペアコイル 2分3分 シングルゲージマニホールドを使用して取付ける手順を解説します
DIYで取付を考えている方は 他の設備と違って 失敗してガスを漏らしてしまうとやり直しができないので 慎重になる必要があります
漏らしたガスが手に掛かると 低温火傷をする事もあります
室内機の据付け
三菱ルームエアコン・100V・接続配管2分3分・開口穴Φ65必要・冷媒 R32・オープン価格・MSZーGV2221
取り付け手順
- 据付板を水準器をのせて右穴中心から100ミリに基準を合せてけがきます
- 下地が石膏ボードの場合はボードアンカーAX-412(5~12厚用・下穴Φ9使用)等を使用し 最低5ヶ所固定する
- 内外接続電線(Φ2.0×3芯VVFケーブル)を室外機までの長さ以上を穴から出しておく
- 電線固定金具を外す
- ドレンホースを下側にして配管2本と仮にテープで固定し ゴミが入らないようにする
- 電線を室内機の裏から通しながら 固定した配管とドレンを穴から出しながら 据付板の上に引っ掛けます
- 電気のプラグを必要な長さ分を出して 室内機の下を壁に押して固定する
- 電線の被覆を35ミリ取り 芯を15ミリ出して色の通りに接続します
- 外した電線固定金具を取り付ける(プラグはまだコンセントに差しません)
2人で作業できるなら 配管と電線とドレンを接続してから室内機を取付けた方が良い(その方が配管接続作業が楽に出来ます)
左穴配管の場合はドレンを付け替える必要があります
左穴配管の場合 画像の梱包材をカッターナイフで切るとスペーサーとして使えます
新設の場合
配管穴Φ65で外壁は5~7ミリ下がりに穴をあけて 壁穴用スリーブをはめ込みます
据付板は右155ミリ以上・左135ミリ以上・上60ミリ(左穴配管95ミリ)以上壁から離す必要があります
配管接続1
配管接続手順
- ペアコイル2分3分を長さ分用意します
- 3分の管(太い方)を5㎝長くする
- 必ずパイプカッターで切断し クランクリーマーでバリを取る
バリが管の中に入らないように必ず下を向けて クランクリーマーを回す
- 2分3分の付属のナットを取外す (室内機の配管に付属)
- ナットを通してから フレアツールでフレア加工する
フレアツール
- 同じ大きさに合わせて管を1ミリ出して固定する
- ハンドルをクラッチが効くまで回す
- 十分にハンドルを戻す
- 固定ハンドルを緩めて管を取り出す
- フレアに傷が無いか確認
- モンキーレンチ
- 2分3分管フレアナット用トルクレンチ
- ガス漏れ防止剤・ナイログ
を準備します
- 室内機配管のオス側(メス側でも可)にナイログを一週つける
- 加工したフレア部分を合わせながらナットを硬くなるまで手で締める
- オス側にモンキーレンチをかけ ナットにトルクレンチを矢印の表示に注意しながら トルクレンチの方を回す(空回りの音がなるまで)
- 付属の保温テープを巻き付け 粘着テープで固定する
- ドレンホースを接続し 粘着テープで固定する
- 化粧カバーが無い場合は配管とドレンホースと電線をまとめて非粘着で下から上に巻き付け 所々粘着テープで固定する
- 壁の穴の隙間を配管用パテで詰める
画像に写っている2本の配管(左側)は2Fから降りている別のエアコン配管です
室外機の据付け
室外機の据付け手順
- 別途手配・プラロック等(ブロックセメント可)の上にのせ付属のドレンソケットと別途手配のドレンホースを接続して室外機の底部にはめ込む
- ビスを2本緩め 側面のサービスパネル(カバー)を外す
- 内外接続電線を接続する
- 室外機でアースを取る場合はガスバルブの右下にあります
内外接続電線は側面パネルやガスバルブに触れないように取り回す
アース接地工事は第二種電気工事士の資格が必要になります
霜取り運転で冬場に室外機下から水が出ます
配管接続2
配管接続手順
- 室外機の裏などの配管等を先に非粘着テープと粘着テープで巻き付ける
- 配管の長さを決め けがきます
- パイプカッターで切断
- クランクリーマーでバリを取る
- 室外機のナットを外し 配管に通してフレア加工する
- ナイログを一週ぬり フレア部を合せて ナットを手で締める
- モンキーレンチで固定して トルクレンチで方向に注意しながら締める
- 非粘着テープと粘着テープを使い巻き付ける
シングルゲージマニホールドを使用して真空引き
真空引き 準備する物
- チャージバルブ
- チャージホース2本
- シングルゲージマニホールド
- 真空ポンプ
- 六角レンチ
- 電源
このシングルゲージマニホールドはガスチャージやポンプダウンにも使える☟
真空引き手順
- 真空ポンプのオイルの量を点検(窓口の半分くらいまで)
- チャージバルブは反時計回りに全閉(CLOSE)にしてから接続する
- 画像のように接続(工具は不要)
- シングルゲージマニホールドのバルブは矢印が上
- 真空ポンプのバルブは全閉
- 電源プラグを差し込む
- 画像赤丸部分あたり スイッチON
- 真空ポンプのバルブ全開
- シングルゲージマニホールドのバルブ矢印を右側の「真空」の位置
- チャージバルブを時計回りに全開(OPEN)
- 針がマイナス0.1あたりを指したのを確認
- 15~20分待つ
真空ポンプ・TASCO TAー150SB-2定価30.000円税抜 現在廃番
代替品・TA-150SW 定価33.000円税抜価格
ケース付は 定価39.200円税抜価格
15~20分後
- 15~20分後・シングルゲージマニホールドのバルブの矢印を上に向ける
- 真空ポンプ側のチャージホースを外す
- 真空ポンプのスイッチOFFにする
- 真空ポンプのバルブを全閉
- 5分間 針が動かないことを確認する
もし針が0の方へ戻れば接続ヶ所で問題がありますので配管接続部をやり直す必要があります
順序が重要
- 5分後・画像CLOSEの方へ(反時計回り)に全閉にする
- 2方弁(上)のナットを取り外し 六角レンチで全開にする シューと音がする
- 3方弁(下)のナットを取り外し 六角レンチで全開にする
- ここでチャージバルブやシングルゲージマニホールドを外し ナットを元に戻し締める(3個)
- サービスパネル(カバー)を取付ける
- 室内機のプラグをコンセントに差し込む
- リモコンに電池をセットしてリセットボタンを押す
- 応急運転スイッチを押し30分試運転する
取付けに必要な道具と別途手配品
取付けに必要な道具と別途手配品
- 水準器
- ボードアンカー(下地が石膏ボードの場合)
- 9ミリ下穴キリ(下地が石膏ボードの場合)
- プラス・マイナスドライバー
- VVFケーブルΦ2.0×3芯 室内機から室外機の距離分
- VA線ストリッパ
- メジャー
- 六角レンチ
- カッターナイフ
- モンキーレンチ
- 2分・3分用トルクレンチ
- ガス漏れ防止剤・ナイログ
- パイプカッター
- クランクリーマー
- フレアツール
- 配管用パテ
- プラロック
- 非粘着テープと粘着テープ
- ドレンホース
- 2分3分ペアコイル(室内機から室外機の距離分)設置条件10M以内・10M超えるとガス追加充てん必要
- エアコンサドルバンド又は配管カバー
- 真空ポンプセット レンタルもあります
DIYの取付け難易度
低 高 | ||
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DIY難易度 | ★★★★★ | 失敗すると高くつく |
DIYおすすめ | ★ | |
DIY危険度 | ★★★★ | ガス漏れ注意! |
DIYご近所配慮 | ★ | |
一人DIY難易度 | ★★★ | |
パワー | ★★★ | |
持久力 | ★ |
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