和室の天井の種類で一般的によくあるのは「竿縁天井」と「目透かし天井」ですが 目透かし天井の方が比較的簡単に壁紙を貼る事ができます
目透かしの部分を 角材で埋めてパテで平らにし 壁紙を貼る方法を紹介します
雨漏りの形跡があったり 脆弱な天井はクロスが貼れない可能性もあります!
目地に角材を埋める
施工手順
- 目地の幅と奥行きを測り 奥行きを1㎜程度短い角材を探す
- パネル用ボンド等を塗り 目地に角材を埋めていく
- きつい時や出っ張る場合はカンナで削ります
- 落ちてくる場合はマスキングテープで押さえる(貼りっぱなしで良い)
- 奥行きに余裕があれば厚みのある両面テープとパネル用ボンドを併用すると落ちてきません
パテで平らにする
- ヤヨイ化学の下塗り・上塗り両用パテ ワイドスーパーに水を加えて練る*30-60-120の数字は硬化する時間を表していますので 直ぐに壁紙を貼る場合は30や60を選びます
- 乾燥後にサンドペーパーをかける
練るのが面倒な方は練り済みの便利なパテがあります☟
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壁紙を貼る
画像はサンゲツ「RE-51324」
- のり付きの壁紙をインターネットで注文すると楽です*サンゲツのHPでカタログを見ることができる「リザーブ1000」がおすすめ!*のり付は使用期限があるので注意
画像のように脚立2脚と足場板で天井を貼ることができます 0.9~1.2Mの脚立と足場板は2.7Mの部屋なら2M 3.6Mの部屋なら3MでOK
勿論 伸縮足場板があれば最高です!
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- 貼り始めはレーザーなどあれば 天井に映しておくと貼りやすい
- 初心者には縦線の強調されるクロスがおすすめ*継ぎ目が目立たないから
- クロスのノリが付いたと思われる部分は必ず濡らしたスポンジで拭き取る*のりの付いた部分だけ数ヶ月経つと黄ばんでくる
- カッターの刃はケチらずポキポキ折り 常に切れ味の良い状態でカットする
どうしても一人で天井に壁紙を貼れない方の最終手段は のり無し壁紙を用意して 天井の方(貼るレーンごとに)にたっぷりとローラーでのりを塗り 貼ることもできます 但し シワができやすい為にあまりおすすめは致しません・・・
準備する道具
- 鉋(カンナ)
- 両面テープ(厚手)
- パネル用ボンド
- マスキングテープ
- 鋸
- パテ
- パテベラ
- サンドペーパー
- 角材
- のり付クロス
- 脚立2脚
- 足場板
- 地ベラ
- 竹ベラ
- カッター
- ジョイントローラー
- 撫でハケ
- スポンジ
- バケツ
- ジョイントコーク(壁紙色)
- メジャー
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